【フルート4重奏】シンフォニコOp.12/ライヒャ

目次

楽曲の詳細

シンフォニコOp.12は、ニ長調の明るい旋律が印象的なフルートのための四重奏曲。
古風な作風なので、ベートヴェンやモーツァルトが好きな人におすすめです。

原題Sinfonico pour Quatuor de Flutes Op.12
邦題シンフォニコ Op.12
作曲者Antoine Reicha
作曲年1796-1798
編成4Fl
難易度中級(1stだけは中上級)

この曲は単に「フルート四重奏曲Op.12」と呼ばれたり、「シンフォニコ」と呼ばれたりします。

フルート四重奏曲Op.27(ト長調)も作曲しているので間違えないように気を付けましょう。

ライヒャはフルート奏者でもあったので無理な指使いもなく吹きやすいです。
この時代の曲にありがちな1stだけ忙しいパターンの曲。1st以外のパートは伴奏役が多いです。

作曲者

アントワーヌ・ライヒャ(1770-1836)はチェコ出身の作曲家。ベートーヴェンと同い年です。

ケルン選帝侯の楽団のフルート奏者として活躍しており、同楽団にいたベートーヴェンと親交がありました。

パリ音楽院の作曲科教授を務めており、ベルリオーズやリスト、フランクを育てました。
ライヒャ自身は管楽器のための室内楽曲を多く残しています。

演奏時間

全曲:17分15秒

  • 第1楽章:Allegro(7分)
  • 第2楽章:Andante(4分45秒)
  • 第3楽章:Minuetto/Allegro Vivace(3分30秒)
  • 第4楽章:Finale/Allegro Vivace(5分)

楽譜

楽天ブックス
¥3,960 (2024/04/27 10:57時点 | 楽天市場調べ)

参考演奏

第1楽章の演奏です。続きは別の動画で公開されています。

それにしても豪華すぎるメンバー!
1stジェームズ・ゴールウェイ、2ndロバート・ランジュバン、3rdステファン・ホスクルドソン、4thデニス・ブリアコフです。

Amazon Musicでは、フルートソロやアンサンブル作品も充実しています。
広告なし・高音質で聴き放題!オフライン再生もできます。聞ける楽曲はAmazon Music Unlimited公式サイトで検索できます。

\1ヵ月無料で体験

フルート四重奏まとめ

目次