【フルートソロ】セレナーデ／ハイドン

初級～中級のフルートソロ曲を紹介します。
曲の雰囲気や難易度をまとめているので、選曲の参考にしてください。

楽曲の詳細

原題	Serenade
邦題	セレナーデ
作曲者	フランツ・ヨーゼフ・ハイドン （ローマン・ホフシュテッタ―）
作曲年	1777年
難易度
演奏時間	4分
雰囲気	上品、可愛らしい、明るい

原曲は弦楽カルテット。
“ハイドンのセレナーデ”と呼ばれ広く親しまれています。
『弦楽四重奏曲第17番ヘ長調Op.3-5』第2楽章にあたる曲を、フルート用に編曲したものです。

長年ハイドンの作品だと信じられていましたが、その後の研究で実はローマン・ホフシュテッタ―という人の作品であると1964年に結論付けられました。
偽作が判明した経緯についてはこちらのページで詳しく解説されています（外部サイトにリンクしています）

ハイドンのセレナーデは♭#が少ないので大変演奏しやすく、初級から中級の演奏者におすすめです。

さらりと演奏したい上品で可愛らしいメロディー。
フルートがよく響く音域で書かれているので気持ちよく歌えます。

作曲者について

ハイドン（1732年3月31日 – 1809年5月31日）はオーストリア出身。
古典派を代表する作曲家で、W.A.モーツァルトとはお互いに尊敬しあう仲でした。

数多くの楽曲を残したことで知られています。
交響曲は104曲、弦楽四重奏だけでも68曲（偽作を除く）を作曲しており、「弦楽四重奏の父」とも呼ばれています。

セレナーデの楽譜

ハイドンのセレナーデ（フルートとピアノ伴奏版）は下記の曲集に収載されています。

こちらから購入できます