【フルートソロ】J.S.バッハ/フルート・ソナタ ロ短調 BWV1030

中級~中上級者向けのフルートソロ曲を紹介します。
発表会やコンサートなどの選曲にお役立てください。

目次

楽曲解説

原題Flute Sonata b-minor,BWV1030
邦題フルート・ソナタ ロ短調 BWV1030
作曲者J.S.バッハ
編成フルートとチェンバロ(ピアノ)
作曲年1738年
  • Andante(ロ短調)
  • Largo e dolce(ニ長調)
  • Prest/Allegro(ロ短調)
ウォルフガング・シュルツ(元ウィーンフィル首席奏者)

“大バッハ”とも呼ばれるJ.S.バッハ作曲。
バッハは多くのフルート作品を残していますが、その中でも1・2を争う知名度と言っても良いほど有名なソナタです。

原曲ではフルートソロとチェンバロのために書かれていますが、現代ではピアノ伴奏で演奏されることも多いです。

各楽章について

第1楽章:Andante
第1楽章の冒頭

ロ短調の薄暗い響きが印象的な第1楽章。Andanteと書いてありますが、のんびりした曲調ではなく、着実に歩を進めるような前向きさを感じます。

第2楽章:Largo e dolce
第2楽章の冒頭

ニ長調のゆったりとした清らかな旋律が印象的な第2楽章。長調の明るい響きの中、ふとした時に影が差すように短調が現れて惹きつけられます。

第3楽章:Prest/Allegro
第3楽章の冒頭(フーガ)
第3楽章の後半(ジーグ)

第3楽章はロ短調に戻ります。
前半はフーガ(フルートのテーマをチェンバロが追いかける)、後半のPrestからはジーグ(バロック時代の組曲を締めくくる舞曲)になっています。ジーグからはシンコペーションの連続で、リズムに合わせた足音が聞こえてくるような前向きさと躍動感を感じます。

楽譜の情報

J.S.バッハの“フルート・ソナタ集”として曲集がいくつか出版されています。
その中でもおすすめの2つをご紹介します。

輸入楽譜は仕入れのタイミングによって価格が変動するので、販売店によって値段が異なる場合があります。

おすすめ楽譜1/ヘンレ

ドイツの出版社・ヘンレ社より「フルートソナタ曲集」として出版されています。
ヘンレの楽譜は見た目の美しさにかなりこだわっていて非常に読みやすいのでおすすめです。

フルートソナタ ロ短調BWV1030はフルートソナタ曲集 第1巻に収載されています。
J.S.バッハ作曲の他のソナタと合わせて4曲収載されているので、色々なバロック作品に触れられます。

ヘンレ版:ソナタ集第1巻
  • BWV1030
  • BWV1032
  • BWV1034
  • BWV1035

ヘンレ版はこちら

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おすすめ楽譜2/ベーレンライター

ドイツの出版社・ベーレンライター社からもJ.S.バッハのソナタ集が出版されています。
先ほど紹介したヘンレ版と同じラインナップの曲集ですが、ベーレンライターの方がほんの少し値段が安いので、リーズナブルな楽譜をお求めの方にはこちらをおすすめします。

ベーレンライターもヘンレと同じく楽譜が美しく、信頼できる出版社です。

ベーレンライター版:ソナタ集
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