無伴奏フルートで演奏できるソロ曲を紹介します。
「シャコンヌ」は、タイトルの通りヴァイオリンのための作品ですが、フルート用の編曲も出版されています。
ヴァイオリンで弾くことを想定されている曲なので、フルートで演奏すると運指が複雑だったりブレスが取りづらかったりしますが、チャレンジしがいのある名曲です。
目次
楽曲解説
日本語タイトル | 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV1004より「シャコンヌ」 |
原語タイトル | Chaconne in d-moll, from Partita No. 2, BWV 1004 |
作曲者 | J.S.バッハ |
- Allemanda(アルマンド)
- Corrente(コレンテ)
- Sarabanda(サラバンド)
- Giga(ジーグ)
- Ciaccona(シャコンヌ)
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番は、全5曲からなる組曲です。
その終曲にあたるシャコンヌは257小節にも渡る壮大なものです。
「シャコンヌ」はバッハの作品の中でも最も著名な曲で、シャコンヌのみを単独で演奏することもあります。
原曲はヴァイオリンのための作品ですが、ピアノ・ギター・チェロ・フルート・サックス等々、様々な楽器で演奏できるように編曲がなされています。
Marta Femeníaさんの演奏です。
この動画は、原曲と同じく“ニ短調”で演奏されています。
楽譜の情報
曲の出だしにも出てくる“重音”の部分は、フルート用の楽譜だと装飾音符で書かれています。
フルート用の楽譜は様々な出版がありますが、中にはフルートで吹きやすいように移調されているものもあるので、原曲の通り「ニ短調」で演奏したい方は購入の際に注意しましょう。
原曲通り「ニ短調」の楽譜
演奏しやすい“ト短調”編曲
デニス・ブリアコフさんの演奏です。
原曲はニ短調ですが、この動画は“ト短調”で演奏されています。
上記の動画で使用されているト短調アレンジの楽譜はプレッサー社より出版されています。
編曲者はD.ブリアコフとW.ベネットです。
ト短調版はこちら
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