初級と中級の間くらいのレベルで取り組むエチュードを紹介します。
難易度の目安は「アルテフルート教則本 第1巻」やガリボルディのミニヨンエチュードOp.131が終わったくらいです。
目次
アンデルセン/18の練習曲 Op.41
日本語タイトル | 18の練習曲 Op.41 |
原語タイトル | 18 Studies op. 41(もしくは18 Petites Etudes OP.41) |
著者 | カール・ヨアヒム・アンデルセン |
難易度 | 初中級 |
この作品は、デンマーク出身のフルーティストであるC.J.アンデルセンによる初級の練習曲です。
1曲の長さが1分程度と短いので演奏しやすいでしょう。
この曲に取り組むためには、アルテ教則本1巻を修了する程度のレベルが必要です。
調号(シャープ・フラットの数)は0~4つまで、長調・短調合わせて18曲です。
ケーラーOp.33-1と同等の難易度ですが、アンデルセンの方が「指の練習」の要素が強いです。
曲っぽいエチュードが好みであればケーラーをおすすめします。
おすすめ楽譜
シャーマー社は海外(アメリカ)の出版社ですが通販でも手に入りやすく、他の出版社より値段も手頃なのでおすすめです。
初中級向けはOp.41です
ちょっと豆知識
アンデルセン/18の練習曲Op.41は、もともとフルートソロのために書かれた練習曲ですが、フルート二重奏用に編曲されてフランスのルモワンヌ社(Lemoine)から出版されているのでアンサンブルでも演奏できます。
参考演奏
フルーティスト岩崎花保さんの演奏がYoutubeで聴けます。
上記の動画は第1曲のみですが、全曲聞いてみたい方は岩崎さんのチャンネルを見てみてください。
他にもエチュードは色々
フルートの有名な練習曲集15冊を難易度別にまとめたページはこちらです。
初級~上級まで紹介しているので参考になさってください。
【初級から上級】フルート用エチュードまとめ/難易度順に並べました
入門から上級まで難易度ごとにエチュード並べました。音階ではなく曲で練習したいならエチュードに挑戦!