フルート中級者向けの練習曲を紹介します。
難易度の目安はアルテフルート教則本 第2巻程度。「ケーラー/練習曲Op.33-1」や「アンデルセン/18の練習曲Op.41」が終わってからチャレンジすると丁度良いと思います。
ベルビギエ/18の練習曲
日本語タイトル | 18の練習曲 |
原語タイトル | 18 EXERCISES OR ETUDES FOR FLUTE |
著者 | ベルビギエ |
難易度 | 中級 |
このエチュードはフルートのために書かれましたが、サックス奏者「マルセル・ミュール」によってサックス用に編曲されたものが広く使われています。
そのためYoutubeなどでこのエチュードを検索するとサックスの演奏がたくさん出てきます。
ベルビギエは、クーラウと同じ時代に活動していたフランスのフルート奏者です。
このエチュードは指の練習要素が強いです。
スケール練習のような単純さはないのですが、ずっと同じリズムが続くような課題ばかりなので、いわゆる「曲っぽいエチュード」が好みであれば、ケーラーのロマンティックエチュードをおすすめします。
フルートの楽譜はこちら
(サックスと間違えないで!)
参考演奏
フルーティスト岩崎花保さんの演奏がYoutubeで聴けます。
全曲聞いてみたい方は岩崎さんのチャンネルをチェックしてみてください。
他にもエチュードは色々
フルートの有名な練習曲集15冊を難易度別にまとめたページはこちらです。
初級~上級まで紹介しているので参考になさってください。
【初級から上級】フルート用エチュードまとめ/難易度順に並べました
入門から上級まで難易度ごとにエチュード並べました。音階ではなく曲で練習したいならエチュードに挑戦!